将来スポーツトレーナーになりたくて、その分野の専門学校への入学を考えているという方は多いのではないでしょうか。スポーツトレーナーとは、野球やサッカーなどスポーツを職業としている人を対象にコンディションを最高の状態にサポートするトレーナーのことを指します。スポーツインストラクターと混同しがちですが、スポーツインストラクターはフィットネスジムやスポーツジムで、知識と技術に基づいて各々に合ったメニューの作成、運動方法の指導を行います。運動をすることが好きという人は目指す方が多いと思いますが、体力に自信があるだけではなく、しっかりと医療系の知識も持っていなければなりません。
今回は、そんなスポーツトレーナーについて解説。スポーツトレーナーを目指したい方は、参考にしてくださいね。
スポーツトレーナーになるにはどんなことを学ぶ?
先ほども述べた通り、スポーツトレーナーになるには医療系の知識を持っている必要があります。
身につけるべき知識の一つが、スポーツ医学です。スポーツ医学とは、スポーツが、人の身体に与える影響などを学ぶ学問で、スポーツを行う人の健康管理や維持に用いられます。
スポーツをする上で身体が怪我をすることもよくありますが、そういった怪我や運動中の体への負担を軽減するためにスポーツ医学が必要です。スポーツ選手はスポーツによっては試合中に怪我をしてしまうこともあるかと思います。その時応急処置としてテーピングをしますが、ただテーピングを巻くだけでは意味がありません。テーピングの効果を正しく発揮させるには、身体の部位や痛みの症状による巻き方を知っておくことが大切です。また、外傷的なものだけでなく、心臓や呼吸器といった内臓のコンディションも良くなければ全身が十分な力を発揮しません。そのためには基礎的な体力と、精神面、栄養面といった健康管理でもスポーツ医学の知識が必要になってきます。
また、知識だけでなく、知識を用いて正しく処置が出来る技術も身につけなければなりません。知識だけでなく技術も求められるのが、スポーツトレーナーなのです。
他にも、解剖学や栄養学、運動生理学、携わるスポーツの知識など、幅広い知識が求められます。たくさんの知識を持っているからこそ、活躍出来る場もたくさんあります。
スポーツトレーナーの活躍の場は?
では、スポーツトレーナーが活躍出来る場は、どこでしょうか?就職先を見ていきたいと思います。
まずは、スポーツチームに所属し、所属する選手に対して、指導や処置を行います。スポーツチームと言っても、様々な形態のチームがあり、働き方によって選ぶことが可能です
例えば、プロチームに所属するとなると、世界で活躍する選手の身体やプレーを支えるため、やりがいも大きいですが、かなりの実力を求められます。また、実力がついてくれば、チームではなく、プロ選手個人の専属トレーナーを目指せる場合もあります。地域のスポーツ少年団や学校の部活動と言った、地域で活躍するスポーツトレーナーを目指すことも可能です。
他には、病院やクリニックといった、スポーツの現場以外の働き方もあります。病院やクリニックの場合、
上記で紹介したスポーツ医学の知識は理学療法としてリハビリに活かされるケースもあります。怪我をした方や、身体に障害がある方に対して、機能が回復するようにトレーニングを施します。身体に障害のある人を対象に運動機能の回復をサポートするのもスポーツトレーナーの活躍の場と言えるでしょう。
スポーツトレーナーを目指すなら専門学校へ
スポーツトレーナーを目指す場合、必要な知識がたくさんありますが、特別必要な資格はありません。とは言っても、専門的な知識と技術を身につけなければならないので、上記で紹介した専門的な知識と技術を学べる学校に通いましょう。
このことからも、入学をするならスポーツ分野だけでなく、医療分野の学科まで学べる専門学校を選びましょう。医療分野の学科まで学べる専門学校が、大阪医専です。大阪医専のスポーツトレーナー学科では、最短2年間でスポーツトレーナーの道を切り拓くことが出来ます。特にスポーツトレーナーになるには資格は必要ありませんが、健康運動実践指導者をはじめとした就職に有利な資格の取得を目指すことも出来るので、実践を通しながらスポーツトレーナーへの道を切り拓いていきましょう。
スポーツトレーナーは、スポーツを通して人と関わることが出来る仕事です。そのため、スポーツが好き、という気持ちを活かすことができます。ぜひ、人と関わることが好き、スポーツが好き、という方は、スポーツトレーナーを目指してみてはいかがでしょうか。